MCP Server を使用して Claude と統合する
PhoenixAI は MCP(Model Context Protocol)サーバーアクセスをサポートしており、AI エージェントがクラスターで特定の操作を実行できます。このガイドに従って、Phoenix AI クラスターを Claude と統合してください。
- 現在、この機能は AWS にデプロイされたクラスターでのみ使用できます。
- 現在、この機能はデータベースカーネル v4.0.10、v4.1.1 以降で動作するクラスターでのみ使用できます。
ステップ 1. PhoenixAI Cloud アカウントの OIDC SSO を設定する
OIDC SSO を使用する に記載の手順に従って、PhoenixAI Cloud アカウントの OIDC SSO を有効にしてください。
ステップ 2. クラスターの JWT 認証を有効にする
クラスターの JWT 認証を有効にするには、以下の手順に従ってください。
- PhoenixAI Cloud コンソール にサインインします。
- Clusters ページで、JWT 認証を有効にするクラスターをクリックします。
- クラスター詳細ページの Cluster parameters タブで、Cluster Configuration セクションの JWT Auth の横にあるスイッチをオンにします。
- JWT Auth スイッチは、クラスターが Running または Suspended 状態のときのみオン/オフを切り替えられます。
- JWT 認証を有効にしても、クラスター内の他のユーザーやその認証には影響しません。
- Coordinator Node と OIDC IdP 間の接続を確保する必要があります。そうしないと、JWT 認証が失敗します。
ステップ 3. Claude 統合用に JWT 認証のユーザーを作成する
以下のコマンドを実行して、JWT 認証に基づいて IdP 経由でログインするために使用したメールアドレスでユーザーを作成し、必要なロールまたは権限を付与します。MySQL クライアントまたは Phoenix AI Studio から実行できます。
以下のコマンドを実行できるのは、システム定義ロール user_admin を持つデータベースユーザーのみです。
-- メールアドレスは IdP のメールクレームと完全に一致する必要があります(大文字と小文字を区別)。
CREATE USER '<your_email_address>' IDENTIFIED WITH authentication_jwt;
-- シナリオに応じたロール/権限を付与します。db_admin は一例です。
GRANT db_admin TO USER '<your_email_address>'@'%';
ステップ 4. Claude からクラスターに接続する
PhoenixAI Cloud コンソールで MCP サーバーを有効にし、Claude のカスタムコネクタを使用して接続を確立します。
PhoenixAI 側:
- PhoenixAI Cloud コンソール にサインインします。
- 左側のナビゲーションペインで、Account > Account settings を選択します。
- Account settings ページの Advanced settings タブで、MCP Server の横にあるスイッチをオンにして、アカウントレベルの MCP サーバーアクセスを有効にします。
- 表示されるメッセージで I understand and want to enable MCP server access for this account を選択し、Enable MCP Server をクリックします。
Claude 側:
- Workspace Admin として Claude コンソール にサインインします。
- Organization settings に移動します。左側のナビゲーションペインで Connectors を選択します。次に Add をクリックし、Custom > Web を選択して MCP サーバーアクセス用のコネクタをカスタマイズします。
- Add custom connector ダイアログボックスで、Name フィールドにコネクタの名前を入力し、Remote MCP server URL フィールドにクラウドリージョンの MCP サーバーエンドポイントを貼り付け、Add をクリックしてコネクタを追加します。クラウドリージョンの MCP サーバーエンドポイントについては、付録 - MCP サーバーエンドポイント を参照してください。
- Claude コンソールに戻ります。左側のナビゲーションペインで Customize、次に Connectors を選択します。
- Connectors ページで、Phoenix AI MCP サーバーアクセス用に作成したコネクタを検索してクリックします。次に Connect をクリックします。
接続が確立されると、アクセス権のあるクラスター(JWT 認証が有効で、Claude 統合用のデータベースユーザーが作成されているクラスター)で特定の操作を実行できます。たとえば、自然言語を使用して Claude にクラスターでクエリを実行するよう指示できます。MCP サーバーがサポートするすべてのツールについては、付録 - サポートされているツール を参照してください。
付録
MCP サーバーエンドポイント
以下の表は、PhoenixAI MCP サーバーをサポートする AWS リージョンと対応する MCP サーバーエンドポイントを示しています。
| リージョン | MCP サーバーエンドポイント |
|---|---|
| Asia Pacific (Hong Kong) ap-east-1 | https://mcp-ap-east-1.celerdata.com/mcp |
| Asia Pacific (Tokyo) ap-northeast-1 | https://mcp-ap-northeast-1.celerdata.com/mcp |
| Asia Pacific (Mumbai) ap-south-1 | https://mcp-ap-south-1.celerdata.com/mcp |
| Asia Pacific (Singapore) ap-southeast-1 | https://mcp-ap-southeast-1.celerdata.com/mcp |
| Asia Pacific (Sydney) ap-southeast-2 | https://mcp-ap-southeast-2.celerdata.com/mcp |
| Canada (Central) ca-central-1 | https://mcp-ca-central-1.celerdata.com/mcp |
| Europe (Frankfurt) eu-central-1 | https://mcp-eu-central-1.celerdata.com/mcp |
| Europe (Ireland) eu-west-1 | https://mcp-eu-west-1.celerdata.com/mcp |
| South America (São Paulo) sa-east-1 | https://mcp-sa-east-1.celerdata.com/mcp |
| US East (N. Virginia) us-east-1 | https://mcp-us-east-1.celerdata.com/mcp |
| US East (Ohio) us-east-2 | https://mcp-us-east-2.celerdata.com/mcp |
| US West (N. California) us-west-1 | https://mcp-us-west-1.celerdata.com/mcp |
| US West (Oregon) us-west-2 | https://mcp-us-west-2.celerdata.com/mcp |
サポートされているツール
以下の表は、PhoenixAI MCP サーバーがサポートするツールを示しています。
| ツール | 説明 |
|---|---|
list_clusters | このリージョンでアクセス可能なクラスターを一覧表示します。cluster_id、cluster_name、region、jwt_auth_enabled、ライフサイクル state を返します。RUNNING 状態で JWT 認証が有効なクラスターのみが execute_sql* を受け付けます。 |
execute_sql_read_only | IdP メールのデータベースユーザーとして、対象クラスターで読み取り専用の SQL を実行します。SELECT / SHOW / DESC[RIBE] / EXPLAIN / WITH / HELP および ADMIN SHOW / ADMIN CHECK のみを受け付けます。データ探索に推奨します。 |
execute_sql | IdP メールのデータベースユーザーとして、対象クラスターで任意の SQL(DML、DDL、GRANT/REVOKE など)を実行します。権限はステップ 3 で付与した内容に従います。SQL が純粋に読み取り専用の場合は、代わりに execute_sql_read_only を使用してください。 |